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膨張構造

お体の支柱とも言える骨格は、テントのように張ったり伸ばしたり、張力をかけることで安定する機能を持っています。
関節を曲げ伸ばしするような動きは、縮めることで骨格の動きを作り出す屈筋群、張力を発揮する筋肉は伸びることで活動する伸展筋群と呼ばれます。

伸展筋群のスイッチは呼吸に伴う筋肉をしっかり活動させること。深い呼吸、横隔膜をはじめとする呼吸に携わる筋肉が協調し、ユニットとして働くことが重要です。

現代社会生活の中で使われることの少ないこの伸展筋群の活動を活発にすることで、逆の働きを持つ屈筋群の働きが抑制されます。

深い意識的な呼吸は、現代社会生活で過度に疲労した外側の筋肉を緩めるのです。

外側が緩み、張力を持った体は、毎日を快適にし、骨格に程よいスペースができ配列が整い、動きも見た目も美しいものになっていきます。

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