生存確率を高める

お元気ですか?
nice life studio 川口です

私が運営しております
nice life studioのトレーニングテーマは
「ヒト本来の身体機能の探求」
「一生歩ける体作り」
そしてもう一つ
最近大切にしていることの中に
「生存確率を高める体作り」
というものがあります

機動力

まずは基本動作の
立つ・座る・歩く・しゃがむ
これらがスムーズに行える体を
維持していきたいところです
これらの動作がキツい場合は
お体の使い方を見直すことで
劇的に改善する場合があります

そして次に
走る・跳ぶ・泳ぐ・登る…などなど

津波などの非常時に
高台まで走れる力
倒壊したガレキや段差を
跳び越えたりよじ登る力
水の中である程度動ける技術

これらは非日常的な動作ですが
持ち合わせることでさらに
有事の際などに生存確率が高まります

すなわち「機動力」

これは生物として生き残るために
非常に重要な能力の一つです

自分を信頼できる

生存確率が高まることで
自分はこれくらいなら走れる
これくらいの荷物なら持って走れる
この人を抱えて車に乗せることができる
など何かあった時にも対応できるイメージが生まれ
自分を信頼できるようになります

そしてその体を求めて向き合うことで
今の自分の状態を知ることができます

それは精神的にも
大きな安心感を生みます

どれだけ立派な防災グッズも
持って走れて生き延びれなければ
なんの意味もありません

ボディメイクにおいては
なんとなく筋力をつけたいなどの
安易な目的ではなく
まずは基本的な動作が
スムーズに行える状態を目指し
そこからさらにご自身が
どのようなお体を作りたいのか

今よりも快適なお体になって
どのような未来をイメージするかが
非常に大切かと思います

今日まで生きてきたお体にまずは感謝を

今日を迎えられただけでも
あなたのお体は素晴らしいです

でも今よりちょっと良くなったら
さらに毎日が楽しくなってきて

最高の状態を目指していけば
新たなステージが見えてきます

新たなステージへ向けて
私たちnice life studioが
お役に立てますと幸いです

頭蓋骨のポジション

●頭蓋ポジションと姿勢

スマホやデバイスにより眼の筋肉が固まり
手指が握った形のまま長い時間使われる
現代社会の生活様式に対応しきれない人体は
頭部が前方に出た状態で固定され
鼻での深い呼吸が難しくなり
浅い口呼吸を繰り返すことで
私たちは様々な不調を抱えます

頭蓋骨のポジションが前に出ると
ボーリング球くらいの重さの頭蓋骨を
前に落とさないよう
体のあちこちに力みを作ります
腰を反って頭を後ろに戻したり
骨盤を前に押し出すことで頭を引いたり
不良姿勢がインプットされていきます
何も意識されていない場合は間違いなく
毎日確実にその姿勢で固定されていきます

固定された姿勢では
重心は足裏全体で地面を踏む感覚が
わかりにくくなり
骨で立つ感覚を失います
脚の余計な力みが骨格の捻れを生み出して
脚のラインはムキムキ太くなり
浮腫みやすくパフォーマンスは下がります

足指や足裏から頭蓋骨まで
様々な筋膜ラインが通っておりますから
足指や足裏の自由度が下がることで
全身の自由度が下がり
感覚器官が閉じて呼吸も浅くなり
固まった姿勢が完成します
この姿勢は肉体的な疲労だけでなく
免疫機能の低下や
精神的な疲労にも繋がります

●私たちにできること

姿勢は生まれつきではなく
生活の形に合わせて最適解を作り出し
その生活の積み重ねによって
その形になっていくということです
座り方、立ち方、歩き方など
生活を変えずともその中で行われる
一つ一つの動作の質を高めるだけで
お体の形はどんどん変わります
また今までの生活では意識しないような動きを
あえて取り入れることも脳にも体にも
素晴らしい刺激となることでしょう

手指、足指、眼(感覚器官)
それぞれ筋肉ですので
ストレッチもリリースも
エクササイズも可能です

やるかやらぬか
気づいて少しずつ始めた10年と
やらないで目を瞑った10年の差は
もはや到底届くはずもないくらいに
遥か彼方遠く向こうへ…

デバイスに使われるのではなく
デバイスをなんのために使うのか明確にし
上手な距離感を保ちつつ
私たちに本来備わっているアンテナを
しっかり研ぎ澄ます日々を
楽しみながら追求する日々をご提案

人体って素晴らしい
人体って面白い
さらに学び深めてまいります

手指と眼の時代

⚫︎固まってしまう手指や眼

新年明けましておめでとうございます。
nice life studio 川口です。
2025年スタートしてから1週間が経ちました。
年始からのパーソナルやグループのご予約もありがとうございます。そんな中で皆様に共通して強くお伝えしていることがございます。

スマホ普及率は2019年で80%を超え2024年には97%を超えています。そして10代から60代までの平均使用時間は平日3.66時間、週末は4.36時間となっております。

手指の酷使は今に始まらず、人間が生活するために必要不可欠な動作です。ただ昔は生活の形が違い、開いたり閉じたり、手の機能をフルに活かして生活していました。

眼もまた然りです。昔は移動もよっぽどの身分でない限りは徒歩で、道の先を見たり、雲行きを確認したり、ふもとを見下ろしたり、色んな使い方をしてきました。

現代の手指や眼の生活の特徴は
・使い方が限定され且つ使用時間が長い
ということです。

スマホ使用時間以外に、お仕事や学校などで眼や手指を酷使されている場合
寝ている時間以外はほとんどの時間を固定した目線で手指を曲げる側に働かせて
1日を終える時代が急速にやってきており、私たちは対応しきれず様々な身体症状に悩まされます。

手指は開く側に動きにくくなり、眼は手元や斜め下の床に固定され、周囲が見えなくなります。
眼は心の窓とも言われるほど精神に与える影響は大きく、眼が固まることで精神状態は落ち込みます。

手や眼は、肩甲骨や鎖骨、肋骨や背骨と密接なため、体だけでなく自律神経にも様々な不調をきたします。


●眼球&手指のロックがもたらす代償

まずは手指を握る側の筋膜は手のひらや親指から肋骨全体と胸鎖関節(鎖骨の一番内側)まで及びます。

ここが固まることで

・頭部が前方へ
・口呼吸になる
・顔が垂れる老ける浮腫む
・巻き肩
・首コリや肩コリ
・猫背
・反り腰

など代償して働く部位に影響が出ます。

また眼球の固まりは
・頭部が前方へ
・口呼吸になる
・顔が垂れる老ける浮腫む
・首の付け根が固まる
・中枢(コア)の不活化
などなど

スマホの影響でおこる眼球や手指の恒常的な緊張は
見た目だけでなく関節や骨の異常や免疫力低下
内臓機能に至るまで
全ての生物を弱らせていきます。

(細かく説明聞きたい方は2〜3日語れるお話ですので直接ご連絡くださいませ)

手や眼の簡単なストレッチはパーソナルではもちろん、グループレッスンやオンラインレッスンでもお伝えしておりますが、最低でも30秒から1分で出来るものもあります。

2025年
そろそろスマホによる深刻な影響がお体に出始めていることを私も含めて現代を生きる全ての皆様に感じております。特に10代の身体機能の低下は目まぐるしく、30〜40代になる頃にはすでに様々な不調に悩まされることが予想されます。あれ、その時期って….?
そうです。日本の内閣が思い描く未来の日本
場所も体も空間の制約もない社会
むむむ

手指のストレッチやエクササイズ
眼球ストレッチやエクササイズ

生活に取り入れていつまでも元気なお体を手に入れましょう!

パフォーマンスアップとは?

私たちのパフォーマンス

パフォーマンスと聞くとアスリートなど競技者や
ダンサーやパフォーマーの方の動きなど
イメージされる方がほとんどかと

一般の私たちがパフォーマンスアップなんて
そのためにパーソナルトレーニングなんて
そう思われているそこのあなた!
一般の方ほどパフォーマンスを高めることで
様々な恩恵に授かれますよ!

私たちの日常生活でのパフォーマンス

私たち全人類のみならず
全ての生物が行なっている『呼吸』
呼吸のパフォーマンスを高めることで
・小顔、リフトアップ効果
・免疫力向上
・内臓機能向上・くびれ効果
・身体機能向上
などなどなどなど
ここでは書ききれないメリットが!

さらに私たちの最も原始的移動手段
『歩行』のパフォーマンスを高めることで
・美脚、美尻効果
・下腹スッキリスリムボディ
・下半身のむくみの解消
・循環機能向上
・姿勢改善
などなどなどなど
メリットしかないことは一目瞭然

車の運転のパフォーマンスを上げて
重力線と繋がるドライブを
野菜を切り刻むときの刃の重さを活かした動きを
洗濯物を干すスタイルに二の腕・わき裏引き締め要素を
重力を感じながら地球との共同作業
ありがとう地球ありがとう太陽
ありがとう訪れる日々

所作を味わう

私たちの日常の所作ひとつひとつを丁寧に
流れや間を楽しみながらゆったりと
日々の動作の質を高め味わうことで
日々の動きがトレーニングになります

そしてその丁寧な美しい所作が
見た目だけではなく
内側の機能まで高めてくれます

現代社会生活を送る全ての方へ向けた
パフォーマンスアップエクササイズ
日々研究し深めております

アナトミートレインとは!?

昨今、筋膜という言葉は整体やマッサージなどでも良く耳にするようになりました。
筋膜とは一体何者でしょうか?

筋膜とはその名の通り筋肉を覆っている膜の総称で
・筋肉全体をラッピングしている「筋外膜」
・筋肉を構成している筋繊維を束ねる「筋周膜」
・筋繊維1本1本を包む「筋内膜」
以上の三種類に分類されます。

筋膜は全身タイツのように体全体に張り巡らされており
一定の法則により相互連結し3次元的にバランスを取り合っています。
※この構造を建築用語からバイオテンセグリティ構造と呼びます。

この一定の法則を細微に観察し体の見方をまとめ上げられ書籍にしたものが
「アナトミートレイン」であり
アメリカの臨床家であるトーマス・W・マイヤース氏の著書です。

筋膜が縮んだり伸び切って硬くなったり癒着することで
筋肉や関節が動かしにくくなり、血流が悪化して筋肉のコリや痛み
倦怠感が出やすくなります。
放置し続けることで慢性的な関節痛や可動域の低下を招いてしまうこともあります。

筋膜が硬くなる原因としては
・特定の筋肉の使い過ぎ
・長時間同一姿勢
・内臓の炎症
などが挙げられます。

筋膜が癒着すると、血行不良が起こり、栄養血管が滞ったり
骨間のスペースが狭窄することで神経を圧迫してしまうことがあります。

アナトミートレインはこの全身に及ぶ筋膜のラインを
12のルートで解説しており、どこか一箇所のトラブルが
そのライン全体の働きに影響を及ぼすことがわかっています。

あなたの肩こりや腰痛はもしかしたら
スマホゲームによる親指の疲れや
足指や踵のポジションのズレによるものかもしれません。

当スタジオのトレーナーはアナトミートレインの
知識や技術も取り入れながら
トレーニングやストレッチング
筋膜リリースを行うことで
お通いになる皆様が快適で健康な日々を過ごせるよう
日々学び深めております