Breathwork by TAMA 体験ルポ

2022.12.14(wed)10:00am

当スタジオにて開催されたBreathwork特別体験会
私もしっかり体験しました。

ブレスワークとは普段よりも早いペースで意識的な深い呼吸を続けることで、
心や体の様々なブロックを解き放つセルフセラピーです。
チェコスロバキアの精神科医、スタニスラフ・グロフ氏が考案した呼吸法で、
「一回のブレスワークは、10年分のカウンセリングに匹敵する」と言われています。

そう、ブレスワークとはトレーニングではなくセラピーなのです。
私はなんの予備知識もないまま、しかし頭の中では、過呼吸状態で起こる
手足の痺れなどを想像しながらその日を迎えました。

沖縄在住、水中セラピーWATSUセラピスト、また自然循環塗料ベンガラを
ライフワークとし活動されているTAMA氏。
生きてる証である「呼吸」と人間の無限の可能性を愉しむ彼女。
とても柔らかいオーラを纏った素敵なTAMAちゃん。
香木に火をつけ、キレイな石を丁寧に並べハーブティーを飲みながら
リラックスした状態でスタート。

諸々ウォーミングアップし、しっかり緩めたところで横になり意識的な早い呼吸を開始。
気がつけばあっという間に過換気状態に突入し、手足や頬、お腹の表層に痺れを感じます。

そこからはひたすら呼吸と己と向き合います。

このまま呼吸を続けて大丈夫なのか
トイレに行きたい気もするが立ち上がったらダメかな
なんか寒い気もしてきたけど
それにしても痺れてるなー

色んな想いが巡り自分を客観的に観察します。

あとは受けた方が何と向き合うことになるのかは受けてみなければわかりません。

私の言葉で申し上げますと
「自分の中にある神社に参拝に行った感じ」
神社に手を合わせるとき、何を祈るか、何のご報告かはその時々、人それぞれで違います。
そのときそのときの自分を感じることで、今、自分はどうしたいのか、何が安心するのか、
何が不要なのか、何がきっかけなのかなど見えてくるところは違うのかなと。

終わったあとはあらスッキリ。
とてもクリアになりました。
私のたどり着いたことは
「自由」「調和」「繋がり」「感謝」「手」
何言ってんだこいつという方は是非詳しくお聞かせ致しますのでご連絡ください。

ご参加いただいたあなたに心から感謝を。

来年から月1回のレギュラー開催予定です。
ご興味あるあなた、お問い合わせはお気軽に!

脳幹網様体賦活系

網様体賦活系

まず初めに、イメージの中で、私たちはどこまでも自由です。思い描くこと、想像、妄想、映像化は誰にも邪魔されません。これもまた普遍的真実です。

網様体賦活系とは、脳幹にある神経密集地帯。ここは自分のイメージに基づいて情報選別を行うシステム。日常の膨大な情報を全て取り込むことは脳の容量的にも不可能で、自分にとって必要な情報だけを無意識的に取捨選択するシステム

もし仮に私が、「愛される価値の無い人間だ」と思い込んだ場合、そのイメージを正当化する情報にフォーカスします。

犬が欲しいと思えば、犬の散歩をしてる人がやたら目についたり、犬にまつわる情報が飛び交っていることに気づきます。

脳は実際に起きた記憶と、記憶や経験から想像したことの違いは区別できません。

ピアノの練習で行われた、想像上の練習と物理的(実際に弾く)練習では、想像上の練習が物理的練習に対し、50%の効果(脳細胞の形態の変化率)を認めたという研究があります。

イメージだけで、脳の構造を効果的に変化させることができるのです。

あなたが最高の笑顔を見せる時はどんな時ですか?あなたが心から幸せを感じている時の情景は?

ビジョンを思い描き、その時の感情を出来るだけ具体的に、意識的に感じてみてください。想像しただけで、脳は経験し、記憶しているのです。

そして網様体賦活系と体を繋ぐ脊髄路は腹内側系へと繋がっています。呼吸筋群をはじめとするお腹の中の筋肉、ここがしっかり動くほど、より強烈なビジョンを思い描けます。

良いイメージを思い描く。
映像化して具体化する。
お腹の内側からしっかり体を動かす。

この瞬間から、最高の未来へ向けて、あなたは間違いなく動き始めるのです。

リンパ循環

リンパとは

リンパ液を運ぶリンパ管とリンパ液を貯留するリンパ節からなるリンパ循環。

役割としては
・余分な組織液を回収
・リンパ節、リンパ球によるウィルスや菌への免疫機能
・小腸から吸収した脂質を静脈へ輸送

リンパ液の輸送は主に筋ポンプ作用。
リンパ管には逆流弁がついており、筋活動によりリンパ液は一方向へ進むようできている。
筋ポンプは筋の弛緩と収縮によるもの。

運動=リンパ循環活性

組織液の輸送が滞る=浮腫、免疫機能低下、脂質異常。

鼠径リンパ節、腋窩リンパ節はウィルスなどを体幹へ侵入させないための関所。
左上肢、下半身は足裏の毛細リンパ管から上行、乳び槽で小腸から脂質を含んだリンパ液が合流し胸管、左静脈角へ。

右上肢は右リンパ本幹→右静脈角

柔らかい筋肉と、その筋肉の活動が生まれなければ、リンパ循環機能は低下します。

スクワットで大切なこと

当スタジオでは、抗重力筋の繋がりを意識したスクワットを提供しております。
抗重力筋とは、呼吸筋群をはじめとする体の最も深層に位置する筋肉の繋がりで、骨格を伸ばしたり広げた状態で安定させる筋肉群のことです。

インナーマッスルとも呼ばれるこれらの筋肉を使うことで体幹部は引き締まりやすくなります。
こちらにスイッチを入れた状態でのスクワットは、太ももを太くすることなく、体幹に近い位置にある下腹(腸腰筋、腹横筋等)やお尻(深層外旋六筋、臀筋群)、骨盤底筋を中心とした動きになります。

股関節の機能も高まり、腰や膝のトラブルも改善されます。

なにより機能的な動きができていれば、その形は自然と美しさを持つのです。

膨張構造

お体の支柱とも言える骨格は、テントのように張ったり伸ばしたり、張力をかけることで安定する機能を持っています。
関節を曲げ伸ばしするような動きは、縮めることで骨格の動きを作り出す屈筋群、張力を発揮する筋肉は伸びることで活動する伸展筋群と呼ばれます。

伸展筋群のスイッチは呼吸に伴う筋肉をしっかり活動させること。深い呼吸、横隔膜をはじめとする呼吸に携わる筋肉が協調し、ユニットとして働くことが重要です。

現代社会生活の中で使われることの少ないこの伸展筋群の活動を活発にすることで、逆の働きを持つ屈筋群の働きが抑制されます。

深い意識的な呼吸は、現代社会生活で過度に疲労した外側の筋肉を緩めるのです。

外側が緩み、張力を持った体は、毎日を快適にし、骨格に程よいスペースができ配列が整い、動きも見た目も美しいものになっていきます。